レビュー・雑記

漫画「君たちはどう生きるか」の感想〜得られる3つのモノ〜

「君たちはどう生きるか」レビュー
  • この本はどんな内容?
  • 自分の生き方に疑問をもっている
  • 親としての在り方ってなんだろう?

そんな方におすすめの記事です。
 

ぎふ
ぎふ
ぎふ(@gihu2musumeokan)です。

先日、友人からとある本をオススメされました。


「君たちはどう生きるか」という本です。

この表紙、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?


  
様々なメディアでも取り上げられていたので、いい本だとは知っていました。

友人の勧めが後押ししてくれて、ついに購入。

実際に読んで見ると、人生観を見つめ直せるとてもいい作品だったのです。

今回は漫画「君たちはどう生きるか」について解説していきます!

※この記事のメインは「本の要約」そして「読むことで得られるモノ」についてです。

この本を読むことで、わたしが実現できたことはこの3つ。

  1. 自分の存在を認められる
  2. 自分や人に優しくなれる
  3. 親としての在り方を見つめ直す

この本を読めば、自分が今やっている仕事や日頃のおこないを肯定できるようになります。

そして、お子さんがいれば親として子供を幸せにする為のヒントにもなるでしょう。

それでは順番に解説していきます。

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漫画「君たちはどう生きるか」とは?

本が積み重なる画像


書籍「君たちはどう生きるか」は、2017年に漫画家の羽賀翔一さんにより漫画化されました。

もともとは1937年に小説家の吉野源三郎さんが書いた小説を原案としています。

ぎふ
ぎふ
池上彰さんの「世界一受けたい授業」でも特集され話題になりました。


累計発行部数は漫画・小説合わせて約267万部。

2018年では1年間でもっとも売れて、ベストセラーを記録した本なのです。

特に漫画は、小説よりも読みやすく小学生でも読めるような内容になっています。

今もなお人気の高いこの本ですが、ここ最近再注目されてるんです。

なぜなら、なんとあのスタジオ・ジブリが2023年頃に映画化をするからです。

駿さん、恐るべし…。

正直、どのように映画化されるかは不明ですが、内容は気になるところですね。

ぎふ
ぎふ
次の章では漫画の要約ポイントを解説していきます!

「君たちはどう生きるか」の要約ポイント

ページが開いている本

267万部以上の売り上げを叩き出した「君たちはどう生きるか」という本。

ここであらすじをご紹介いたします。

1937年に出版されて以来、数多くの人に読み継がれてきた、
吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。

人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに自然と考えるように書かれた本書は、子供はもちろん多くの大人たちにも共感をもって迎えられてきました。

勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、昔も今も変わらない人生のテーマに真摯に向き合う主人公のコペル君と叔父さん。

二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が数多く示されています。

そんな時代を超えた名著が、原作の良さをそのままに、マンガの形で、今に蘇りました。

初めて読む人はもちろん、何度か読んだことのある人も、一度手にとって、人生を見つめ直すきっかけに
してほしい一冊です。

出典:全国学校図書館協議会選定図書

この本は「勇気、いじめ、貧困、格差、教養」をテーマに話が進められていきます。

そして、以下の人々がそのテーマにそって成長していく姿が見られるのです。

  • コペル(潤一)君
  • おじさん
  • コペル君の同級生

働いていた出版社が倒産してしまったおじさんがコペル君の家に転がり込みます。

この話のキーアイテムはおじさんのノート。

コペル君は、そのノートや学校生活を通じて成長していくのです。

そんな漫画「君たちはどう生きるか」の要約ポイントをまとめてみました。

  1. コペルくんの誕生
  2. 周りに流されない正しさ
  3. コペルくんの覚醒
  4. コペルくんの挫折
  5. 自分を許す

私自身、親目線で中学生の主人公を見守りながら読んでいきました。

おそらく、話に登場するおじさんと同じような目線だったんだと思います。

読み進めてく中で、自分の子供でも起こりうることだなぁと感じた部分の要約です。

順番に解説していきます。

この要約は簡単なネタバレを含みます。

念の為、確信をつくような内容にはなっていません。

少しでもネタバレを見たくない方は目次の「感想・得られたもの」をご覧ください。

①コペルくんの誕生

主人公「潤一くん」が「コペルくん」と呼ばれるようになるパートです。

おじさんと一緒にとあるデパートの屋上から、街並みを見下ろしました。

そこから見える雨粒くらい小さな人々を見て、潤一くんはこう思ったのです。

潤一くん
潤一くん
人は分子みたいにちっぽけだ…。


そのとき潤一くんはあることに気づきます。

それは、小さな分子(人々)が集まって世の中の大きな流れをつくっているということ。

目の前の人々、遠くにいる目には見えない人々も、世の中の流れの一つなんだ。

それを聞いたおじさんはこう言いました。

おじさん
おじさん
今日から君のことをコペル君と呼ぶよ。


この出来事が、これから成長を遂げていくコペルくんオリジンとなるのです。

コペルくんとは世紀の大発見をした「コペルニクス」から名付けたあだ名。

コペルニクスが気になる方はこちらから▼▼

出典:コペルニクスとは

②周りに流されない正しさ

世の中の流れに乗りつつも、ときには流されないことが大事と気付くパートです。

話に登場するメインキャラはこの3人。

  • イジメっ子
  • イジメられっ子(浦川くん)
  • イジメられっ子を助ける子(ガッチン)

イジメられてる子を助けようとすると自分がイジメられてしまう。

残念ながらよく聞く話ですよね。

  • イジメられたくない
  • 可哀想だけど見て見ぬフリをしよう
  • いつか終わるはず

そう思い、周りの流れに流されてしまう。

そんなときにガッチンがその流れを破り、浦川くんを助けるパートになります。

ここまで聞くとガッチンって子が流されずに正しいことをしたのねと思うかもしれません。

実はそうではなくて、正しいことをしたのはイジメられていた浦川くんでした。

ぎふ
ぎふ
続きは漫画で見てみてね。

③コペル君の覚醒

コペル君が「人間みな分子説」を論理的に導いていくパートです。

ニュートンの「万有引力の法則」をヒントに、物事の本質を考えるコペルくん。

コペルくん
コペルくん
「人間分子の関係、網目の法則」だ!!


目の前にあるモノは、目の前にいない誰かの努力から生み出されたモノ。

そして、生み出され自分の手に届くまでにたくさんの人が関わっているということ。

そう気付きました。

このパートで、コペルくんは人と人との結びつきを大きく意識するようになるのです。

ニュートンの万有引力の法則が気になる方はこちらを参考に▼▼

出典:ニュートンとは

④コペルくんの挫折

さまざまな発見をしていくコペルくんが、大きな挫折を経験するパート。

ここでのメインキャラはこの4人です。

  • イジメっ子
  • イジメっ子の兄
  • イジメられっ子(浦川くん)
  • イジメられっ子を助ける子(ガッチン)

②で浦川くんをイジメていたイジメっ子の兄が、ガッチンに目をつけます。

目をつけられているとガッチンから相談をうけるコペルくんは、このように答えました。

コペルくん
コペルくん
何かあったら僕が壁になる。


それを聞いた友人達は、一致団結しお互い守り合うことを誓います。

しかし、イジメっ子兄が実際に手を出してきたとき。

コペルくん
コペルくん
……。


コペルくんは壁になることはおろか、仲間とも口に出せずその場にたたずんでしまったのです。

これが、コペルくんにとって人生最大の挫折となってしまいます。

ぎふ
ぎふ
このあとどうやって話を進めていくのだろう。

⑤自分を許す

大きな挫折をしたコペルくんが、母親の力を借りつつ自ら乗り越えていくパート。

自分を責めて、寝込んでしまうコペルくん。

その姿をみて心配する母はこう言ったのです。

母
わたしも助けられず自分を責めたことがあるよ。


じゃあどうやって乗り越えたの?と聞くと母はこう答えました。

母
「助けたい」と思ったらきれいな心を褒めてあげなさい。その心が次は背中を押してくれる。


その一言にコペル君自身が背中を押され、過ちを正すために立ち上がるのです。

  • 友人達のやりとり
  • おじさんとの対話
  • 母の一言

この3つによって、コペルくんは自分自身がどう生きていくかを決めます。

ここでお話は終わりです。

ぎふ
ぎふ
どんな生き方か気になる方は、実際に読むことをおすすめします。

読んだ感想、この本から得られるものは何?

本を読んでいる女性


コペルくんと呼ばれてから、自分の生き方を決めるまでを描いたこの本。

この本を読んで、わたし自身が考えたことや得たものがありました。

それはこの3つです。

  1. 自分の存在を認められる
  2. 自分や人に優しくなれる
  3. 親としての在り方を見つめ直す

自分がなんのために生きているのか分からなくなるとき、原点に戻れると感じました。

自分の在り方を見つめ直し、生きる活力に繋がる内容です。

社会人、親、どんな立場でも共通する部分だと思います。

順番に解説していきます。

①自分の存在を認められる

この本で得たことの一つ目。

それは、自分自身を認められるきっかけになったことです。

人は大人になると、自分自身が何の為に生きているのか分からなくなるときがきます。

例えば、このように。

  • この仕事は誰の役に立ってる?
  • わたしは誰のために働いてるんだろう?
  • 毎日同じことの繰り返しは意味あるの?

自分の行動がプラスに働いているのか疑問に思うことがあります。

しかし、この本を読むことでその疑問がこのように考えられるようになりました。

  • 目に見えない先に助けられてる人がいる
  • 自分の流れで、自分と家族のために生きる

例えばモノづくりの場合、実際にお客さんの手に届くところは見えないかもしれません。

それでも手に届いていることは確かで、あなたの努力が誰かを助けている。

そう考えたら、自分の仕事に誇りがもてるのではないでしょうか?

ぎふ
ぎふ
コペル君の人間分子の法則に近い考え方かな。


そして、その努力はお給料として支払われて自分と家族の幸せに繋がる。

たくさんの人の役に立ち、自分の家族を幸せにしてると思うこと。

その考えをもつことで、自分自身を認められるようになると感じたのです。

ぎふ
ぎふ
人に流されず、自分自身の流れで生きてると思うことが大事でした。

②自分や人に優しくなれる

この本で得たことの二つ目。

それは、自分や他人にも優しくなろうと思うきっかけです。

目の前で困っている人を見たとき、あなたは助けられる人ですか?

駅の階段で重そうな荷物をかかえるご年配の方を見かけたとき。

大半の人は、きっとこう思います。

  • 助けたいけど仕事の時間だから
  • きっと誰かが助けてくれるだろう

助けたくても踏み出せない自分に嫌気がさすこともあるでしょう。

そんなとき、どうすればいいかこの本は教えてくれました。

それは、助けようと思えた自分の良心を認めて次に進むことです。

大人になると

  • 日々の忙しさ
  • 理想と現実のギャップ
  • 思い通りにいかない人生

こんなことが起こり、自己嫌悪に陥ることもあると思います。

そんなときに、困っている人を見かけても助けられないのは当たり前です。

それでも、まだ自分の中には良い心があると自分自身を認めることが大事。

そして、次は行動しようと思えることがもっともっと大事なのです。

この本は、助けられない自分を否定せず、肯定して次に進めと強く訴えてくれます。

その強い訴えが、自分や人に優しくなれるきっかけをつくったのです。

ぎふ
ぎふ
優しくできなくても否定しない、優しい心はもってるんだから。

③親としての在り方を見つめ直す

この本で得たことの三つ目。

それは、親としての在り方を改めて見つめ直すきっかけでした。

わたしには血の繋がりはなくとも、小学生の娘がいます。

参考:急に5歳の娘ができたパパの話

小学生になると、勉強でもスポーツでも順位付けが始まりますよね?

幼児のときは、みんな優勝、みんなが王子様お姫様だったのに。

そうなると

  • 自分は特別じゃない?
  • 頑張っても1位になれない?
  • どうせ無理だからやらない

こんな感情が少なからず出てきます。

この本はそんなときにどうすればいいかを教えてくれました。

それは、昨日の自分より成長できてる子供を褒めてあげることです。

大人がそれぞれの流れを流れているように、子供もまた、自分の流れに身を任せることが大事です。

具体的にはこのように意識しました。

  • 他人と比較するのはやめよう
  • 成長できた我が子を褒めてあげよう
  • 否定するのはやめよう

ここでのポイントは、子供が競いたいと思う気持ちを否定しないことです。

誰よりも上手くなりたいと思うのは本来とても良いことですよね?

その気持ちを否定しないこと。

  • みんなより上手くなりたいよね
  • でも前より上手くなってるよ
  • また一緒に頑張ろうね

そう声がけすることで、気持ちを否定せずに娘自身を肯定できるようになったのです。

娘に対して肯定できる親として在りたいと思えるきっかけをくれたのがこの本でした。

実を言うと、前から意識してるポイントではありました。

それでもこの本を読むことで、より親としての在り方を見つめ直すことができます。

まとめ:人生感を見つめ直し「君たちはどう生きるか」を考えよう

人生の在り方

今回友人からの紹介で呼んでみたこの本。

漫画「君たちはどう生きるか」は吉野源三郎さんが書いた80年以上前の小説が原作でした。

この本の要約は以下の通りです。

  1. コペルくんの誕生
  2. 周りに流されない正しさ
  3. コペルくんの覚醒
  4. コペルくんの挫折
  5. 自分を許す

主人公コペルくんが自分の人生をどう生きるか決める物語でした。

そして、この本から得たものはこの3つです。

  1. 自分の存在を認められるきっかけ
  2. 自分や人に優しくなれるきっかけ
  3. 親としての在り方を見つめ直すきっかけ

人として、親としてのあり方や接し方を考えさせられる内容でした。

人ってベースは優しい生き物だと思うんです。

小さい頃は、大好きなママやパパにたくさんの絵や折り紙をプレゼントしてくれる。

いわゆる奉仕の心がありますよね。

それが、大人になると

  • 日々の忙しさ
  • 理想と現実のギャップ
  • 思い通りにいかない人生

に飲まれて、いつの間にか自分のことで精一杯になっている。

自分自身や、自分の人生を見つめなすきっかけを作ってくれる。

そんな作品に出会えてよかったと心からそう思いました。

2023年頃にジブリが映画化するということで、再注目されている「君たちはどう生きるか」。

機会があればぜひ呼んでみてください。

自分の道を歩むためのいいきっかけになるかもしれません。

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