ぎふ物語

初めてパパと呼ばれた日〜義父と娘と頻繁におかん第3話〜

義父と娘と頻繁におかん3話

ぎふ

ぎふ(@gihu2musumeokan)です。

私は血の繋がりがない娘と、奥さんと3人で暮らす極々普通のパパです。


以前より赤の他人だった私たちが家族になるまでのお話を書かせてもらっています。

前回のお話はこちら。

今回は、私が血の繋がりがない娘に初めてパパと呼ばれた日のことです。

ぎふ

ゴリゴリの日記事だよ。

おかん

興味ある方だけどうぞ!

運営者プロフィール・Twitter(gihu2musumeokan

オム焼きそばを食べた日から1年半くらいの月日が流れた

さて、私が奥さんの家に転がり込んで早いもので1年半の月日が流れようとしていました。

ぎふ

それはまるで、蘭ねぇちゃんの家に転がり込むコナンのよう。

おかん

いらんぞ、その例え。

私たちは、このときすでに恋人の関係になっていました。

そして、私自信、親になるための準備を進めていたのです。


まずは手始めに、彼女と娘が住んでいた2DKから、少し広い2LDKにお引っ越し。

  • 玄関すぐ左にはキッチン
  • 脱衣所のないDKに面したお風呂場
  • リビングには山積みのおもちゃ収納

そんな特徴の2DKは、家族3人では少し手狭だったので、以下のような物件に引っ越しました。

  • 玄関を開けたらちゃんと廊下がある
  • 脱衣所つきのお風呂
  • 独立した子供部屋
  • 見晴らしのいいカウンターキッチン
おかん

うわーー、カウンターキッチン広いねぇ!

子供部屋きれい!広いねぇ!

ぎふ

寝室もリビングから離れてるから、ゆっくり寝れるね。

2人暮らしでなかなか娘の相手をしてあげられなかった彼女。

少しでも子育てを楽にさせたい、娘が伸び伸び暮らせるようにしたい。

そんな思いで、引っ越しを決意しました。

新天地での生活は、彼女と娘にとって夢のような時間になったのです。

おかん

思い返すと素敵な時間だったな。

ぎふ

家族の空間って感じがしたよね。

私と娘の関係性

私と娘との関係性はというと、親友以上パパ未満のような存在でした。

いきなりパパではなく、適度な距離感を詰めていった私。

私は「この子の本当のパパ」という気持ちで日々接するようにしていました。

娘も娘で、「これがパパって存在?」と子供なりに咀嚼していたように感じます。

しかし、私と彼女(奥さん)はこの時まだ不安で踏み切れていないことがあったのです。

ぎふ

それは、私と娘2人きりの時間

やはり親としての経験が浅い以上、何かあったときに対応できるか不安でした。


彼女自身も、私を認めてくれていましたが娘と2人で大丈夫かと言われたらそれは不安。

  • 2人のときに喧嘩しちゃったら?
  • なにか体調悪くなったら対応できる?
  • ご飯とか大丈夫かな?

そんな風に思っていたそうです。

私自信がもっと勉強して、自信をもって「任せて!」と言えるようにならないと。

そうでなければ、親友以上パパ未満を超える存在にはなれないと思いました。

ぎふ

意気込んで空回りしたこともあったよね。

おかん

しゃあないよ。親むずいもん。

初めて2人でいった公園

そんなこんなでまた月日はたち、年が明けてお正月がやってきました。

なんとその日は突然やってきたのです。

おかん

ごめん、お正月に仕事入っちゃって、娘と2人だけど大丈夫かな?

ぎふ

なぬ!!だ、大丈夫だよ任せんしゃい。汗

職業柄、世間が休みのときに働かないといけない彼女。

対照的にわたしは管理職だった為、融通がきき正月休みをもらってました。


ついにきた娘との2人休み。

私の心は緊張や興奮など、色んな感情が入り乱れた状態です。

それはまさに、長い間勉強を頑張り、受験本番まであと1週間と迫った受験生のよう。

  • 今までの努力
  • 自分ならきっとやれる
  • 本当に大丈夫かな?

そんな気持ちが入り乱れてましたが、とにかくやらねばという責任感がわたしの首を縦に振ってくれました。

ぎふ

男には、負けるとわかってても戦わなきゃいけないときがある。

おかん

負けんのかい。

2人休み当日

前日からある程度2人休みをシュミレーションしていた私と娘。

奥さんが仕事に行くのを見送ると、は朝ごはんをつくりました。


作るといっても食パンに蜂蜜をかけたり、フルーツを出すくらいですけどね。笑

ご飯作れるんだ!

ぎふ

お、おう。やるときはやるんだよ。

そんな感じで朝食を済ませて、私たち2人はすぐに公園へ行きました。

その公園は、中央に大きな池があり噴水から水が溢れてくるのが特徴的。

そのくせアスレチックなどはほぼなく、私たちはというとほぼ散歩状態でした。

噴水すごいね。

ぎふ

綺麗だね。あっちにはカモがたくさんいるよ。

それでも、2人でいる空間というのが私たちにとってはほんとうに新鮮で。

付き合いたてのカップルならどこに行っても楽しめるようなそれに近い感覚です。

「あ、思ったより私達はもう親子なのかも。」

これが、私たちと娘が親子として歩んでいけると確信できたきっかけでした。

おかん

仕事から帰ってきて2人の顔見たとき、安心したなぁ。

ぎふ

初めてだったからおかんも不安だったよね。

卒園式で読まれた手紙

正月の2人休みがきっかけで、私と娘2人きりでの時間は増えていきました。

でも、私ができることなど奥さんに比べたら大したことはありません。

  • 簡単なご飯
  • 一緒にお昼を食べに行く
  • 一緒に遊ぶ

ほんと些細なことを繰り返していました。

ぎふ

できることは頑張ったと思う。

そして、さらに月日は流れ、娘が保育園を卒園するときがやってきました。


私は、いや、私たち夫婦は、娘が卒園式に読んだ手紙で号泣することになるのです。

卒園式当日

卒園式当日。

おめかしをして、通い慣れた保育園に向かう娘と奥さんの後ろ姿。

私はこの2人の家族なんだと改めて実感し、嬉しい気持ちと同時に不思議な気持ちにもなりました。


この後ろ姿が、数年前の私に想像できただろうか。

ぎふ

熱燗事件の彼女と家族になるなんてね。

おかん

もうそれは言わないでください。

いざ、卒園式へ。

パパ・ママへの手紙

そして始まった卒園式。

卒園式は滞りなく行われ、涙腺は緩みっぱなし、今にも泣き出しそうな私たちでした。

そんなタイミングで、卒園式一番の山場がやってきたのです。

それは、パパ・ママへの手紙でした。

卒園生たちが、自分たちの親にあてた手紙を発表する時間が設けられていたのです。

  • 聞いた瞬間泣き出す親
  • テンションが上がる親
  • ちゃんと発表できるか不安げな親

感情表現が豊かなパパ・ママさんたちが多いなか、私たちも例外なくでした。

ぎふ

ちゃんと書けてるかなって不安だった。

おかん

私もなんて書かれるんだろうって不安だった。

卒園生は次々と手紙を読み始めて、保育園内は感動の渦に飲まれていきます。

そして、ついに私たち娘の出番。

先生「次は〇〇ちゃーん(娘の名前)」

娘「はい!」

ぎふ

ドキドキ…。

おかん

ドキドキ…。

そして娘は手紙を読み始めます。

ママへ

いつもご飯を作ってくれてありがとう。
保育園に連れてってくれてありがとう。
お弁当を作ってくれてありがとう。
洗濯をしてくれてありがとう。
おしごとがんばってくれてありがとう。

大好きだよ。ママ。

パパへ

朝ごはんを作ってくれてありがとう。
公園に連れてってくれてありがとう。
家をお掃除してくれてありがとう。
家族のためにおしごとありがとう。
遊んでくれてありがとう。

大好きだよ。パパ。

わたしはこの時、

はじめて「パパ」と呼ばれました。


溢れ出る涙を拭いきれない私たち。

そして、手紙にはまだ続きがありました。

ママ・パパ

ずっと仲良くいてね。結婚おめでとう。

娘より

実はこの卒園式の数日前に私たちは婚姻届を提出して、夫婦になっていたのです。

それを知っていた娘は、私たち2人の結婚を卒園式で祝ってくれました。


自分の卒園式なのに。


号泣しながら思わず娘を抱きしめてしまった私たち夫婦を見て、保育園内は拍手喝采。笑

そんな感動に包まれた状態で、無事娘は保育園を卒園することができたのでした。

ぎふ

今思うと恥ずかしいな。(笑)

おかん

うん。(笑)でも良い思い出。

まとめ:小さな幸せに気付けるかが本当の幸せをつかむ近道

娘から初めて「パパ」と呼ばれた日のことを書かせてもらいました。

こうやって家族のことを振り返ることは、私たちにとってとても大切なことです。

  • 家族のカタチがあるのは奇跡
  • 心身ともに支えてれる存在
  • 人生をともに歩むパートナー
  • 人生を豊かにしてくれた娘

日々の忙しさに追われて、家族の大切さに気付けないことがあります。

でもそんなときは過去を振り返り、支えてくれていた家族を思い出す。

そうすると、目の前にいるパートナーや子供に優しくなろうと思えます。

幸せは訪れるものではなく自分で掴むもの。

確かにそうかもしれません。

でも、私は掴むものではなく、自分で気付くものじゃないかなとも思います。

小さな幸せに自分で気付き、積み重ねていくことが大事です。

わたしにとっての小さな幸せは、娘と2人で過ごせるようになった日々。

そしてその小さな幸せが積み重なって生まれた、本当の幸せはただ一つ。

それは、

「初めてパパと呼ばれた日のこと」

おしまい。

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