ぎふ物語

【6年ぶり】父との再会〜ぎふと娘と頻繁におかん第15話〜

ぎふ

ぎふ(@gihu2musumeokan)です。

私は、血の繋がりがない娘と奥さんと3人で暮らすごくごく普通のパパです。

赤の他人だった私たちが家族になっていく姿を描いた「ぎふ(義父)物語」。

血の繋がりがない私たちが家族になるまでの物語「ぎふ物語」はこちらから。

ぎふ物語
関連カテゴリー:「ぎふ物語」

第15話は「6年ぶりの父との再会」です。

おかん

6年ぶりなの?

ぎふ

そう。訳あって親父とはしばらく会ってない。

ちなみに私が20歳のときに父と母は離婚し、母は別の人と再婚、それから父とは疎遠になってしまいました。

当時携帯を持たなかった父とはそれ以来あまり連絡を取らなくなり、6年ほど前から完全に連絡が途絶えました。もちろん離婚再婚も報告できず。

ぎふ

そんな状況での今回。

6年ぶりに父と再開した「ぎふ」のお話になります。

ぎふ

後悔はしたくない一心。

おかん

最後まで見ていただけると嬉しいです。

父との過去を書いた話はこちら。※事前に読んでいただけると話が分かりやすいかと思います。

関連記事:育ての親と生みの親〜ぎふ物語第13話

義父と娘と頻繁におかん13話

運営者プロフィール 31歳アパレル内勤 離婚経験あり 血の繋がりがない娘と暮らして4年 ブログにて「ぎふ物語」執筆中

運営者プロフィール・Twitter(gihu2musumeokan

父と会うことになった経緯

今回、父と6年ぶりに再会することになったきっかけは…

ぎふ

笑わないでくださいね。

「クセすごグランプリ」に出ていたMr.マリック親子でした。爆笑

Mr.マリックさんの娘「LUNA」さんは、HIPHOPアーティストとして活躍しています。

ここ最近、クセすごグランプリ「LUNAさんのラップにのせてMr.マリックさんが手品をする」というネタをよく見かけました。

ぎふ

あー、仲良しなんだなぁこの親子。

と思っていたら、実はこの親子、絶縁状態で親子の絆はなかったそうです。

理由はMr.マリックさんが仕事に没頭しすぎて、家庭をかえりみなかったから。

ぎふ

あ…なんかうちの親父に似てる。

私の父は自営でお寿司屋さんをやっていて、忙しさのあまり家に帰ってこないことがとても多かったのです。

関連記事:育ての親と生みの親〜義父と娘と頻繁におかん第13話〜

話を戻します。ある日のクセすごグランプリで見たのは「Mr.マリック親子がお互いどう思っていたのか、そして親子としての絆を取り戻す」という企画でした。

無事Mr.マリック親子は家族の絆を取り戻すのですがここで私はこう思ったのです。

ぎふ

そーいえば、親父に再婚したこと言ってないなぁ。

父はもう70歳で、これから先は老いていくだけ。いつ会えなくなるかも分からないのにこのままでいいのか。

そう思った私は、姉たちに連絡をとり「父と会う場」を設けてもらうことにしました。

そしてそこで「奥さんと娘」を紹介しようと思ったのです。

ぎふ

もちろん、姉2人も同席したうえで。

おかん

緊張する。

緊張する。

緊急事態発生

父に家族を紹介する場をもらった私たちですが、ここで緊急事態が発生します。

ぎふ

それは娘の熱。

紹介する4日前から娘が謎の高熱をだし、会いにいけない可能性がでてきたのです。

おかん

今回は残念だけど、ぎふ1人かな。

ぎふ

そうだね。しょうがない、最悪1人で頑張ってくるよ。

土曜日に熱は下がったのですが、病み上がりということで顔見せは断念。

結局、私ひとりで父との再会をすることになったのです。

ぎふ

今思えば、6年ぶりに再開する場で紹介するってなかなかハードル高いよね。

おかん

そう考えたら1人でも良かったのかもね。

父との再会

迎えた当日。

さほど緊張していなかった私ですが、いざ当日を迎えるとさすがに心臓がバクバクしてきました。

  • なんて伝える?
  • 伝えたら気まずくならない?

そんな不安に駆られつつも、来てしまったんだからしょうがないと開き直り、私は待ち合わせの場所へ向かったのです。

待ち合わせは父が住む家からすぐそばにあるイオン。

姉2人は、父と会うのは3年ぶり。
私は6年ぶりです。私に至っては電話・LINEもしていません。

長女

あ!おーいパパー!!

おう。

次女

久しぶりーー!!

ぎふ

…久しぶり!!

父の肩を優しくポンっと2回叩いた私。

そこには、思っていたよりもふっくらした元気そうな姿の父がいたのです。

ぎふ

元気そうで良かったよ。

久しぶりだな。

ぎふ

何年ぶりか覚えてる?

6年ぶりくらいか?

年数を覚えていたことに正直驚きました。

そんな会話をしていくなかで、私は涙腺が緩んでいることに気づいたのです。

行く前は「ちゃちゃっと話していつも通り楽しもう」と思ってました。しかし、いざ会ってみると想像していたよりも感情がたかぶっている自分がいたのです。

ぎふ

(さすがに6年ぶりだもんな…。)

忙しくて共に過ごした時間は短くても、私にとって「生みの親」はこの人だけなのです。

そりゃ6年ぶりにあったら色々込み上げてくるものはあります。

長女

コーヒーは飲むの?パパ。

なんでも飲むよ。

長女

じゃあ、カフェでも行こうか。

そんな流れで私たちと父は近くのカフェで久々に家族の時間を過ごすことにしたのです。

おかん

お父さんあまり喋らない人?

ぎふ

うん。昔から家族に対しては口下手だったのよ。

ぎふ姉弟、父と久々に会話

カフェに入り、私たちはたわいもない会話をしました。

  • 元気してた?
  • 病気してない?
  • どこに住んでるの?

気になることはたくさんありましたが、やっぱり健康でいてくれることが1番。

父は元気だけど、昨年足の大動脈瘤で手術したとのこと。※元気ちゃうやん

それぞれの近況報告を済ませ、私たちは小さい頃の話をしました。

長女

小さい頃よくディズニー行ったよね。

次女

行った行った。帰りに事故っちゃって大変だったよね。

そういえばそんなこともあったな。全員無事で良かったよ。

ぎふ

…。

家族旅行にいったことがなかった私(※13話参照)ですが、私が産まれる前はよく旅行にいっていたそうです。

長らく繁盛していた父のお寿司屋さんですが、私が産まれたころにちょうど起きた「バブル崩壊」により、経営が徐々に苦しくなっていきました。

そんな状態の店を切り盛りするために、朝から晩まで働いた父は、家庭を疎かにするようになってしまったのです。

今となっては旅行にいけなくなったのも理解ができます。とはいえ、私はこのとき「当時、父はどう思ってたのかな?」と疑問を抱いたのでした。

姉2人「ちょっとトイレいってくるね。」

タイミングよく席を外した2人。私は意を決して父に思いを伝えたのです。

おかん

伝えたい思い…ね。

ぎふ

こんな機会めったにないからさ。
勇気だしてみた。

父と2人になり…

私は父に、「離婚したこと」「再婚し、娘がいること」を伝えたのです。

知ってるよ。○○(※長女)から聞いた。

なんと父は、私が離婚再婚し、娘がいることを知っていました。

写真はある?見せて。

ぎふ

これが娘。小学校3年生だよ。
こっちが奥さん。同い年なんだ。

おう。可愛い子だな。奥さんも綺麗だし。
良かったなぁ。

心配していたのがバカバカしくなるくらいすんなり受け止めてくれた父。

私はこの勢いであのことを聞いてしまおうと思ったのです。

ぎふ

父の口からどうしても伝えたかった言葉。
そして聞きたかった言葉。

「小さい頃はさぁ…」

私が伝えたかった言葉。それは「私が産まれてからどうして一緒にいられなかったのか」でした。

ぎふ

親父はさぁ、何十年も自営業で頑張ってきたじゃん?

うん。

ぎふ

雇われの身で家族養ってる俺からしたら、本当に凄いと思う。

そうか?まぁ、自営は思い通りにできるけど全責任は自分にある。
「好き」じゃないとできない仕事だな。

やっぱりここでもでてくる「好き」を仕事にするということ。

そして、私はここで聞きました。

ぎふ

正直さ、仕事が大変だったからか、おれらって一緒にいる時間が少なかったよね。

…そうだな。
ぎふが産まれてからはちょうど大変な時期だったからな。
寂しい思いをさせたかもしれない。

ぎふ

そっかぁ…大変だったんだね。
でもこうしてちゃんと聞けて良かった。

正直なところ、家族が嫌で家に帰ってこなかったのではと不安に思っていました。

しかし、父の口からでたその言葉のおかげで、その不安が取り除かれた気がしたのです。

ぎふ

今、父親になって分かったよ。父親の責任ってやつを。

そうか。何もしてやれなかったけど、ぎふも頑張れよ。

ぎふ

うん。そういえば覚えてる?
おれがはじめて親父の寿司屋に1人でいったときのこと。
ネギトロがさぁ……

あったな。あんときは仕入れが良くなかった。
ネギトロだけじゃなくてガリもあんまり……

空白の6年間を埋めるにはあまりにも短すぎる時間でしたが、私は父と無事に再開することができたのでした。

おかん

私と娘、当日いなくて逆に良かったね。(笑)

ぎふ

そうかもしれないね。
次はちゃんと紹介できるといいな。

伝えておきたいことはありませんか?

家族は「いつでも会えるから」となんだかんだ後回しにしがちです。

でも、ほんとにいつでも会えるのでしょうか?

両親の離婚がきっかけで、私は6年間もの長いあいだ父と疎遠になってしまいました。

ぎふ

「いつか言おう」と後回しにした結果です。

もし、昨年あった父の大動脈瘤の手術がうまくいかなかったら?

もし、コロナになって重篤化してしまっていたら?

「いつか言おう」が「あのとき言えばよかった」という後悔に変わっていたでしょう。

それでも、勇気を出して伝えたいことを伝えたことで、後悔はしませんでした。

ぎふ

これからは父と「親子」として今まで以上に接することができそうです。

人はいついなくなってしまうか分かりません。

皆さんは会いたい人はいませんか?

そして、伝えたいことはありませんか?

ぎふ物語第15話〜父との再会〜

おしまい

ぎふ物語第16話はこちらから。

第16話:忙しい義父、寂しい娘〜義父と娘と頻繁におかん16話〜

義父と娘と頻繁におかん11話
ぎふ物語

血の繋がりがない私たちが家族になるまでの物語「ぎふ物語」はこちらから。

ぎふ物語
関連カテゴリー:「ぎふ物語」

\よければポチッと応援よろしくお願いします/

にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村