旦那よ。頼むから我が子とわたしの写真を撮ってくれ。by全国のママ
うち、子供の写真をあまり撮らないんだけど、普通かな?本当はもっと撮影したいんだけど…
子供の写真を撮影しない人、多いですよね。でもそのほとんどが「本当は写真を撮ったほうがいい」と思っています。
- 子供写真を撮らない理由
- 本当のママの気持ち
- 子供写真が少ないと起きる影響
- 子供写真の効果
本記事では、子供写真を撮らない理由や効果について解説していきます。
育児はとても忙しく、シャッターチャンスを逃してしまいがちです。
『少しでも残してあげよう』と思ってがんばって撮影するも、
- 気づくとデータフォルダは「我が子オンリー」の写真ばっか
- あったとしても「パパと我が子」の写真ばっか
なぜか、一番頑張ってるはずの『ママ』と娘ふたりの写真がない、なんてことも少なくありません。
そうならないためにも、本記事で『子供写真の大切さ』を知って、少しでも多くの親子写真を残してほしいと思います。
ちなみにわたしたちは再婚、わたしと娘はもともと2人で暮らしていました。
当然ながらわたしと再婚するまでは、2人の写真はほとんどありませんでした。後半ではわたしたちの事例も含めてお話していきます。
子供写真を撮らないのはなぜ?少ない理由は?
子供の写真を撮らない理由でもっとも多いのは、以下の3つです。
- 旦那さんが写真を撮ってくれない
- 親が張り切りすぎると子供が嫌がる
- 撮影していると直接子供を見る機会が減ってしまう
旦那さんが写真を撮ってくれない
子供と一緒に写真が撮れない理由で一番多いのは、旦那さんが写真を撮ってくれないこと。
ママと子供が一緒にいる場面を「ただ眺めているだけ」の旦那さんが大多数です。
写真好きならまだしも、写真に興味がない旦那さんにとって「ママと子供が一緒にいる光景」は日常そのもの。
ごくごく普通の日常を、あえて切り取る必要はないと無意識に思ってしまい、写真を撮ってくれない場合があります。
母としては、その『ごくごく普通の日常』を写真で切り取ってほしいんですけどね。
- お宮参り
- 七五三
- 誕生日
など、特別なイベントの場合は撮影してくれることもあるでしょう。
しかし、子供が着飾っている写真が多く、普段の自然体な表情や仕草を写真に残すのは難しいです。
まずは、『普段から自然体な写真を撮ってほしい』と旦那さんに伝えることから始めるといいですね。
ママ友に聞くと、パパたちは「ママと子供のことを微笑んで見てるだけ」と言われてました。授乳中を撮ってないで、一緒に遊んでるところ撮れやって人も…。
……。
張り切りすぎる親を子供が嫌がる
子供と一緒に写真が撮らない2つ目の理由は、張り切りすぎる親を子供が嫌がるからです。
小学生にもなると、子供によっては『親といるのが恥ずかしい』という感情をもつ子も出てきます。
写真撮影も同じで、親が張り切りすぎて常にシャッターチャンスを伺っていると、子供は嫌がります。
ちびまる子ちゃんにでてくる「たまちゃんのお父さん」を想像したらわかりやすいですね。
親の気合いが入りすぎてしまうと、本来の目的である「自然な表情や仕草」は撮影できません。
バランスは難しいですが、大きいお子さんの場合はたまに撮影するくらいがちょうどいいかもしれませんね。
幼少期はそんなに気にしなくてもいいです。バンバン旦那に撮ってもらいましょう。(笑)
撮影していると直接我が子を見る機会が少なくなる
子供と一緒に写真が撮れない3つ目の理由は、撮影していると直接我が子を見る機会が少なくなるからです。
ファインダーごしで見る我が子と、直接微笑みかけてくる我が子では、感覚的に『なにか違う』と感じる人もいます。
わからなくもないですが、「なにか違う」のは、あくまで親の意見。
子供と一緒の写真を撮るのは、親の自己満足だけではなく『子供の将来』に大きく影響します。
自己満は捨てて、子供やママのことを考えたら、親子の写真は絶対に撮ったほうがいいでしょう。
詳しくは「写真が少ないとどうなる?」で解説します。
ママの気持ちは「子供の写真を撮りたい」?
撮らない理由は理解できますが、実際のところ「子供の写真を撮りたい」という親はとても多いです。
以下は、筆者がツイッターで129人の方にアンケートをとった結果になります。
全体の約90%が『子供と親が一緒に写ってる写真はあったほうがいい』という結果がでました。
ほとんどの親は、子供と写真を撮りたいと思っています。具体的になぜあったほうがいいのかを見ていきましょう。
一番子育てをがんばってる人が写真に写るべき
まずは、子供と一緒にいる時間が多い『母親』が子供と一緒に写るべきという意見です。
もっとも子供のそばにいてあげられるのは、父親ではなく母親のパターンが多いかと思います。
- 親戚や父親と写ってる写真はある
- 一番育児をがんばっている母親の写真が少ない
といった、なんとも報われない状況があったため、一緒に写った写真はあったほうがいいという考えでした。
なるほどねぇ。一緒に写ってる写真は、子供との思い出を一緒に振り返りやすい利点もあるんだね。
子供のソロアルバム状態ではなく家族の思い出が振り返られるほうがいい
次は、親子で一緒に思い出を思い出せるから写真は残したほうがいい、という意見です。
子供の写真はたくさん撮ってあるけど、『親子』の写真は少ないというパターン。
いくら自分の子供の写真だからといって、いつ、どこで、誰がいたときに撮影したかは覚えられません。
その点、自分も写っている写真であれば、
- そのときの自分の服装
- 場所
- 季節
などよって、撮影したときの状況が、より鮮明に思い出せます。
あ、ママ、このとき2人でアイス食べたよね。
そうそう、美味しかったよね。
と、親子で思い出を振り返り、素敵な時間を過ごすことができます。
我が家でも、親子で写ってる写真のほうがより鮮明に当時のことを思い出せました。やはり親子の写真は個人的にもあったほうがいいと思います。
子供が大きくなったときに見返すから撮ったほうがいい
最後は、経験上、子供が大きくなったら見返すからという意見です。
大人になって家の片付けをしているときに、ふと昔の写真がでてきて、片付けそっちのけで写真を見てしまう…なんて経験ありませんか?
家族の写真や友達との写真を振り返ると、懐かしさや切なさ、愛おしさがこみ上げてきますよね。
過去の思い出は、子供たちにとっての財産です。
当時の楽しかった、嬉しかった記憶を思い出すことによって、『また明日からもがんばろう』という活力に繋がります。
次の章で、子供のころの写真が与える効果について解説していきます。
小さい頃の写真は子供の「自己肯定感」を上げる
小さい頃の写真は、子供の自己肯定感を上げると言われています。
自己肯定感は、『自分の存在を認められる感情』のこと
内閣府の調査によると、令和元年に成人を迎えた600人の男女のうち、73%の人が「子供の頃の写真を見返すことで自己肯定感を得られる」ことが分かりました。
※参考:PRTimes
具体的には、大人になったときに小さい頃の写真を見返すと自己肯定感を感じるということ。
- 笑顔いっぱいの幼い自分
- 幸せそうに写っている家族
- 親子で向かい合ってる写真
上記のような写真を見た子供は、『こんなにも愛されていたんだ』と感じるとのこと。
子供が「親に愛されていた」と実感するタイミングは、子供自身が『親になったとき』が多いかと思います。
自分が親になり、我が子への愛情を感じたときに、「あ、私の親もこんな愛情をもってたんだな」とはじめて気づくのです。
しかし、親になってから気づくのは少し遅すぎます。もう少し早い段階で愛情に気づき、自己肯定感を上げるためには、「家族写真」が必要です。
自己肯定感は、大人になってからとても大切と言われていて、「自分に自信をもてるかどうか」に関わってきます。
なので、将来の子供が豊かな人生を送る為には、自己肯定感を上げる「子供のころの写真」がとても重要です。
将来の我が子にとって大切な「子供のころの写真」。そんな写真を、親子で残せたら、お互いがハッピーになりますね。
母と2人きりで約5年過ごした娘は親子写真が少なかった
我が家は再婚カップルで、奥さんと娘に血の繋がりがあり、わたしと娘には血の繋がりがありません。
奥さんと娘は、わたしと再婚するまでに約5年間2人きりの生活をしていました。
なので、奥さんと娘が2人で過ごしている自然な写真が、1枚もありませんでした。
さいわい、奥さんは写真好きだったため、『自撮り』でたくさんの家族写真を残せていましたが、すべてカメラ目線の写真ばかり。
パパがいない生活では、2人の日常を切り取るのは難しかったんだなぁと、心の中で切ない気持ちになりました。
再婚したあと、3人で暮らしていくうちに、わたしの中で以下のような思いが強くなっていきました。
2人の自然な写真を撮ってあげたいなぁ…
今までは、女手一つで娘を育ててきた奥さん。
これからは「2人の親子としての成長」をわたしが撮影するんだ!と思ったのです。
その思いをむねに、とある日のお出かけで、わたしが撮影したのがこの写真です。
顔を見せられないのがとても残念ですが、奥さんはとてもあたたかい表情をしています。
その表情は、『娘への愛情』以外の何者でもなく、とても心があたたまる写真でした。
それからというもの、あえて奥さんと娘の写真をたくさん撮りました。
写真を見返す『娘の表情』はいつも笑顔で、まるで写真に写るわたしにほほえみ返しているようでした。
子供の写真が少ないとどうなる?
家族写真が少ないと、子供は『パパ・ママに愛されていなかったのでは?』と思ってしまいます。
日本人は、もともと自分に自信がもてない人がとても多いです。
2019年6月に公表された令和元年(2019年)版 「子供・若者白書」によると、日本の若者(13歳〜29歳)は諸外国に比べ自分に満足する「自己肯定感」が低くなっています。
引用:PRTimes
自分自身に自信が持てるかのアンケートで、一番多いアメリカが87%に対し、日本はなんと45%だったそうです。
『親子の写真』がない状態は、もともと低い日本人の自己肯定感をさらに下げてしまいます。
将来の影響を考えると、日本人こそ「親子の写真」を撮影するべきです。
自己肯定感が低いと、自分自身を好きになれません。できるものなら自己肯定感が高い子供になってほしいと誰しもが思いますよね。
自分たちで撮影が難しければ出張撮影サービスもおすすめ
旦那さんに撮影をお願いするのが難しければ、出張撮影サービスにお願いするのもおすすめです。
出張撮影サービスは、プロカメラマンが好きなところに出張して写真撮影してくれるサービス。
出張撮影のプロカメラマンは、人によりますが「はい、チーズ」など言わずに、自然な姿を撮影するのが得意です。
- 親子で向き合って見つめている写真
- 笑顔はじける自然体な親子写真
- きれいに撮影された我が子のソロ写真
など、おそらく旦那さんには撮れない(笑)写真を撮影してくれます。
ちなみに我が家も出張撮影で家族写真を撮影しました。
念願だった『親子の写真』が撮影できて、妻も喜んでいました。
確実にすてきな家族写真を撮影してもらうなら、出張撮影サービスを利用してみましょう。
【体験談】fotowa(フォトワ)出張撮影を実際に利用してみた感想>>
もし、いきなり撮影を依頼するのがハードル高いよって人は、無料撮影会もおすすめ。
家族写真共有アプリ『Famm(ファム)』が運営している撮影会なら、無料でプロカメラマンの撮影を体験できます。
気になる方は、無料撮影会もぜひ検討してみてくださいね。
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まとめ:子供の将来のために写真は撮ろう
子供の写真を撮らない理由でもっとも多いのは、以下の3つです。
- 旦那さんが写真を撮ってくれない
- 親が張り切りすぎると子供が嫌がる
- 撮影していると直接子供を見る機会が減ってしまう
また、独自アンケートの結果、全体の約90%が『子供と親が一緒に写ってる写真はあったほうがいい』という結果がでました。
親が撮りたいと思う「家族写真」は、子供の『自己肯定感』を上げる効果があるので、絶対に撮影したほうがいいです。
パパの撮影が不安な方は、出張撮影サービスも検討してみてくださいね。
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