
七五三、やらない選択肢ってあるのかな?



やらなかった人は一定数います。
七五三は子どもの成長記録。
そう分かっていても、育ってきた環境や考え方によって七五三をやらない家庭が増えてます。
本記事では、七五三をやらないのは正解なのか、やらなかった人の意見を参考にわかりやすく解説◎
本来、七五三は大切な子どものためにもやるべき行事です。とはいえ、さまざまな事情でやるかやらないか迷っている方も多いと思います。



本当にやらなくていいのか、納得したうえで決断できるように。
本記事で詳しく解説していいます。
ちなみに…
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実際に七五三のお祝いをやらなかった家庭の割合
まずは、実際に七五三のお祝いをしなかった家庭の割合を見ていきましょう。
ちなみに、2020年のコロナ禍で七五三のお祝いをしない方が増えています。
とはいえ、コロナ以前でも七五三をやらない家庭はいるので、密な環境を避けるためだけが理由ではなさそうです。



実際に数値で割合を見ていきましょう。
コロナ前の七五三



まずは、コロナ前の七五三お祝い状況を見てみましょう。


対象期間:2015年
調査手法:「Yahoo!クラウドソーシング」におけるWebアンケート
有効回答数:1,482名
ベネッセのアンケートでは、1,482名中311人(21%)の保護者が『お祝いの予定はない』と回答。
お祝いする保護者の回答では『家族写真』や『お食事会』『お参り』などを予定する人が多い印象。
しかし、予定がないと回答した人は全体の5分の1を占めており、正直多いな…という印象でした。



予想外。
何かしらお祝いの形をとるかと思ったのに…。



七五三って当たり前にやるもんだと思ってたから、意外な結果。さまざまな事情が隠れてそうだね。
コロナ後の七五三



次は、コロナ後の七五三お祝い状況です。


※今年(2021年)七五三のお祝い対象の子どもがいるママ990名に「コロナ禍の七五三に関する調査」
コロナ禍真っ只中の2021年、990人のママさんを対象にしたアンケートで、261名(26.4%)が『お祝いの予定なし』と回答。
2015年とそんなに変わりませんが、多少増えているのは「密な環境を避けたい」という思いからでしょうか。



当時は、人混みなんて絶対にいけないような状況だったもんね。



そうだね。
お参りも人が多くなるし、感染が怖いから子ども写真館での撮影を見送った人も多かったと思うよ。
七五三をやらなかった理由
ここからは、実際に七五三をやらなかった理由を細かく見ていきましょう。
- お金がないからやらなかったから
- 2回やる必要性を感じていないから
- 七五三をやらない家庭で育ったから
- コロナ禍でできなかったから
お金がないからやらなかった
七五三をやらなかった1つ目の理由は「お金がないから」です。
七五三写真を見れば、お祝いしてもらったことが一目瞭然。


ただ、スタジオアリスのような子ども写真館だと5万〜10万円ほどかかってしまいます。
写真撮影だけでそこまでお金を出すのは難しく、結果的に「七五三をやらなかった」という結果に。



確かに、わたしたちも娘の7歳の七五三は7万くらいしたね…。



なかなか高額だよね。出張カメラマンを読んでお参りだけ撮影すると半額くらいになるけど、知らないとスタジオアリスしか選択肢がないもんね。
関連記事 七五三でおすすめの出張撮影3選!撮影事例から必要な準備までを徹底解説>>
2回やる必要性を感じていないから
七五三をやらなかった2つ目の理由は、2回やる必要性を感じていないから。
調べてみると、男の子の3歳の七五三をやらない家庭が多かった印象です。
やらない理由は…
- 小さすぎて撮影が大変そう
- 着物を着たがらない
- やぱりお金が…
など、さまざま。
やらなかった後悔で解説しますが、七五三のなかでも3歳はもっとも特別でかわいい時期です。
そんな可愛い姿を残すために、写真撮影だけでもすればよかったというパパママさんがとても多い印象でした。



女の子なら3才・7才、男の子なら3才・5才と2回撮影するもんね。とくに男の子は5才まで期間がそんな空いてないからお祝いしなくても…って人が多いんだろね。



たしかにね。
ここに関しては、どれだけ子どもの記念写真を残したいか…人によるよね。
七五三をやらない家庭で育ったから
七五三をやらなかった3つ目の理由は、もともと七五三をやる家庭で育ってないから。
地域や宗教によって、七五三自体のお祝いをやらない家庭があります。
幼いときに七五三を経験していない親の場合、そもそもやる必要がないと考えるケースも。



家庭環境は人それぞれ。
コロナ禍でできなかった
最後の理由は、コロナ禍で七五三撮影自体を見送ったからです。
コロナ後の七五三でも解説したとおり、コロナ禍の2021年では約26%の家庭が「七五三の予定なし」と回答。
本当はお祝いをしたかったけど、
- 密な環境が怖い
- 祖父母に感染させたくない
などの理由で断念するケースも。
今ではコロナガイドラインもあり活動的になりましたが、まだまだ不安が残るのも事実です。



とくにお食事会とか人が室内に集まるのはまだまだ抵抗があるかもね。



一方で、密な環境を避けてロケーションフォト(神社での写真)を撮る人も増えたみたいだよ。
関連記事 七五三でおすすめの出張撮影3選!撮影事例から必要な準備までを徹底解説>>
そもそも七五三はなぜやる?
ちなみに、七五三ってそもそもなんでやる必要があるのでしょうか?
『昔から七五三はやらなきゃいけないもの』として時期がきたら何も考えずにやってました。
実際の意味を知ることで、やるやらないの選択が少しは楽になるかもしれません。



一般的に祝えている七五三の由来はこんな感じ▼
七五三の由来には諸説ありますが、平安時代の頃から宮中で行われていた3つの儀式が基になっているそうです。現代に比べて医療の発達が未熟で衛生面もよくなかった昔は、子どもの死亡率がとても高く「7歳までは神のうち(神の子)」として扱われ、7歳になって初人として一人前であると認められていました。
子どもが無事に育つことは大きな喜びであり、親として健やかな成長を願わずにはいられないものでした。それゆえ、3歳、5歳、7歳の節目に成長を神様に感謝し、お祝いをしたことが七五三の由来とされており、やがて江戸時代に現在の七五三の原型として武家や商人の間に広まったといわれています。
それが明治時代には「七五三」と呼ばれて庶民にも広まり、大正時代以降に現在のような形ができあがったとされる説が有力です。
引用:スタジオアリス
『子どもが無事育ってくれるように親がお祈りする行事』として生まれたのが七五三です。
今は医療の発達で、7才以上生きられるお子さんがほとんどですが、昔は子どもの成長が「奇跡」でした。
医療が発達している今『神頼み』をする必要はなく、やるやらないの判断は本人次第です。



なるほどね。でも昔は子どもの成長がほんとうに尊いものだったんだね。



そうだね。
とはいえ、今でも子どもの成長はかけがえのない大切なもの。次は七五三をやらなかった後悔を見ていこう。
七五三をやらなかった後悔
実際に七五三をやらない選択肢をした人のなかには、『後悔』が残るケースもあります。
3歳の七五三をやらず、一番かわいい時期を逃してしまったという後悔。
七五三は、本来子どもが無事成長するように神様にお祈りする行事です。
しかし、現在では子どもの成長を残すための行事に変わりつつあります。
そんな子どもの成長をお祝いするいいタイミングを逃してしまい、「やっておけばよかった…」と後悔してしまうのです。



後悔してからじゃ遅い場合もあるよね。



当たり前だけど、目の前にいる我が子を見れるのはそのときだけだからね。逃してしまうと二度と同じ機会はやってこないよ。
七五三をやらない選択肢をとる前に考えるべきこと
後悔してしまう人もいるなかで、七五三をやらない選択肢をとる前に考えるべきこと。
それは、以下の3つです。
- 七五三の写真はその時しか撮れないことを認識する
- 七五三撮影を逃すと次に記念撮影するのは成人式
- 七五三の思い出がない子どもが将来どう思うか
七五三の写真はその時しか撮れないことを認識する
考えるべき1つ目は、七五三の写真はその時しか撮れないと認識することです。
子どもの成長はとても早く、気付いたときには歩けるようになり、歯が生えかわり、あっという間に大人に。
そうなると、意識しなければ瞬間瞬間の子どもの成長を見逃してしまうことも増えてきます。
とくに七五三は、着物を着る数少ない行事。


大切な我が子の着物姿。
写真だけでもいいから残す選択肢もあるのではないでしょうか。
七五三撮影を逃すと次に記念撮影するのは成人式
考えるべき2つ目は、七五三撮影を逃すと次に記念撮影するのは成人式だということです。
子ども行事はたくさんありますが、そのほとんどが7才までに終わってしまうものばかり。
七五三を最後に、着物を着て撮影する次の機会は約10年後の『成人式』になります。
入学、卒業を入れれば何度かチャンスありますが、盛大にお祝いできるのは七五三までです。
もっと言うと、七五三の前はハーフバースデーや1才の誕生日などになるので、成人式までかなり間が空いてしまいます。
もちろん、普段から子どもや家族の写真を撮影している家庭ならそこまで気にする必要はありません。
とはいえ、正式な記念写真となるとだいぶ間が空いてしまうのは事実です。



やっぱり着物とか振袖のような「正装」は女の子にとって特別なもの。あとあとになって着とけばよかったな…て思う人もいるかもしれません。
七五三の思い出がない子どもが将来どう思うか
考えるべき3つ目は、七五三の思い出がない子どもが将来どう思うかということ。
子ども行事の記念撮影が少ない子どもは、『さみしさ』を感じてしまう恐れがあります。
もちろん、ある程度大人になればやむを得ない事情でお祝いしなかったと理解はできるかもしれません。
とはいえ、心の片隅では、
- めんどくさかったのかな?
- なんで自分だけお祝いされてないの?
といった気持ちになり、すこしさみしい気持ちになる可能性もあります。
七五三撮影やお祝いをやった先にある未来
では、七五三をお祝いした先にはどんな未来が待っているのでしょうか。



大人になって、はじめてやってよかったと思うことも。
七五三と成人式の着物姿を見比べて、自分自身の成長を感じることができます。
また、七五三の写真も含め思い出の数が多いと子どもの『自己肯定感』が上がると言われています。



自己肯定感とは、自分自身を認められる感情のこと。自己肯定感があると、ポジティブにものごとを考えられるようになります。
内閣府の調査によると、令和元年に成人を迎えた600人の男女のうち、73%の人が「子供の頃の写真を見返すことで自己肯定感を得られる」ことが分かりました。
※参考:PRTimes


「笑顔いっぱいな幼い自分」や「家族と幸せそうに写っている姿」を見て、「こんなにも愛されていたんだ」と感じるのです。
逆に、もし家族写真が少ないと、子供は『パパママに愛されていなかったのでは』と潜在的に思ってしまうとのこと。



親子の関係性は、大人になっても影響します。大人になった娘には、愛情をもって育てたんだよってわかってほしい。そんな思いでわたしたちは家族の写真を残しています。
大人になった子どもが、自分自身を認めてあげられる、ポジティブな大人になれるように。
少しでも多くの思い出を残してあげることで、子どもの未来が明るくなります。



七五三にかかわらず、プライベートでも普段から家族写真を撮影するよう心がけるのが大事ですね。
関連記事 七五三でおすすめの出張撮影3選!撮影事例から必要な準備までを徹底解説>>
まとめ:七五三をやらないで後悔する前に一度考える
七五三をやらない人の割合は、全体の20%以上です。




七五三をやらない理由は、以下のとおりです。
- お金がないからやらなかったから
- 2回やる必要性を感じていないから
- 七五三をやらない家庭で育ったから
- コロナ禍でできなかったから
後悔してしまう人もいるなかで、七五三をやらない選択肢をとる前に考えるべきことは、以下の3つです。
- 七五三の写真はその時しか撮れないことを認識する
- 七五三撮影を逃すと次に記念撮影するのは成人式
- 七五三の思い出がない子どもが将来どう思うか



子どもの自己肯定感を上げるのは『家族との思い出』。愛情をたっぷり感じてもらえるように、写真撮影だけでも検討してみてはいかがでしょうか。
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